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ChatGPTで2段階認証を設定する方法をわかりやすく解説!

この記事のポイント

  • ChatGPTアカウントのセキュリティ強化のために2段階認証の必要性と設定方法について案内しています。
  • 初心者も理解しやすいように、2段階認証のメリットやAuthenticatorアプリの使用手順について詳細に解説しています。
  • 2FAの設定後にログインプロセスがどのように変化するのか、また2FAコードの入力方法についても説明しています。
  • また、2段階認証設定に関連する問題が発生した際の対処法も提供し、トラブルシューティングにも焦点を当てています。

監修者プロフィール

坂本 将磨

Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

オンラインプラットフォームにおけるセキュリティ対策の一環として、2段階認証(2FA)の設定は、不正アクセスのリスクを大幅に減少させる重要な手順です。

本記事では、人工知能モデルChatGPTを利用する際に2FAを設定する詳細な手順とその必要性を、初心者でも理解しやすいよう丁寧に解説しています。
セキュリティを意識した安全なChatGPT利用を目指す読者にとって、この記事は貴重なガイドとなるでしょう。ぜひ最後までお読みください。

ChatGPTについてより詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
➡️ChatGPTとは?今さら聞けない基礎知識を徹底解説!

ChatGPTの利用における2段階認証の必要性

2段階認証(Two-Factor Authentication、2FA)は、セキュリティ対策の重要な一環として、広く推奨されています。

このシステムは、アカウントへのアクセスを確認するために以下の2つの異なる認証方法を使用します。

この二段階認証により、パスワードが漏洩したり推測されたりしても、不正アクセスを効果的に防ぐことができます。

ChatGPTでのアカウント使用時に2FAが推奨されるのは、ユーザーがそこで交換する情報が私的かつ重要である可能性があるため、その保護を強化する必要があるからです。

【関連記事】
➡️ChatGPTの情報漏洩事例はなぜ起きた?実際の事例を交えてその対策を紹介

Two-Factor Authentication
Two-Factor Authentication


ChatGPTの2段階認証を有効にする方法

2段階認証を設定することは、ChatGPTの利用におけるセキュリティリスクを最小限に抑え、あなたのChatGPTアカウントをより安全に保つために効果的です。

このセクションでは、ChatGPTで2段階認証を有効にするための具体的な手順を案内します。

Authenticatorアプリの使用

基本的な2FAプロセスには、Authenticatorアプリ(オーセンティケーターアプリ)が使われます。

実際の手順

  1. スマートフォンでAuthenticatorアプリをインストールします。

代表的なAuthenticatorアプリ

  1. Authenticatorアプリをインストール後、ChatGPTにアクセスします。
    アクセス画面
    アクセス画面

  2. 画面左下の自身のアカウント詳細から、「設定」を選択、「多要素認証」を選択します。

設定
多要素認証
「多要素認証」を選択

  1. 画面に表示されたQRコードをアプリでスキャンし、ChatGPTアカウントをアプリにリンクします。

QRコードの読み取り
QRコードの読み取り

  1. アプリが生成する一時的な6桁のコードをウェブサイトに入力して、2FAを有効化します。

  2. 表示されるリカバリーコードを安全な場所に保存。
    リカバリーコード
    リカバリーコード

2段階認証を使用してのログイン

二段階認証設定が成功したかどうかを確認するため、最後に以下のステップを踏むことが大切です。

  1. ChatGPTのアカウントに再度ログインを試み、2FAコードの入力を求められるか確認します。
    二段階認証設定が完了いている場合は、メールアドレスとパスワード入力後に以下の「ご本人確認」のページに進みます。

ご本人確認
本人確認

  1. Authenticatorアプリから新しいコードを取得し、正しくログインできるかテストします。

ChatGPT2段階認証ができない場合の対処法

このセクションでは、2段階認証の設定に関連する一般的な問題やコードが受け取れない場合や、認証に失敗した場合の対処法についてご紹介します。

認証アプリが失われた場合

スマートフォンの紛失やアプリの削除など、認証アプリへのアクセスが不可能になった場合、いくつかアカウントへのアクセスを復旧するための方法が存在します。

アカウント回復コードの使用

ChatGPTはアカウント回復のためのリカバリーコードを提供しています。

先程、2段階認証を有効にする方法の手順5でご紹介したように、これらのコードは二段階認証設定時に事前に生成され、安全な場所に保存しておくことが推奨さています。

リカバリーコード
リカバリーコード


認証アプリにアクセスできなくなった場合、このコードを使ってアカウントにアクセスすることができます。

また、デバイスを紛失し、新しいデバイスに移行した場合、マイクロソフト社は以下の様な手順をとるように推奨しています。

デバイスの紛失
参考:Microsoft

サポートチームへの連絡

認証アプリが失われた場合で他の方法が利用できない場合は、各サービスのサポートチームに連絡して支援を求めることができます。

身元確認手続きを経て、アカウントへのアクセスを復旧するための手順を案内してもらえる場合もあります。


まとめ

本記事では、ChatGPTにおける二段階認証の重要性とそのメリットについて詳しく解説しました。二段階認証を設定することで、アカウントのセキュリティが大幅に向上し、不正アクセスのリスクを最小限に抑えることができます。

ChatGPTを利用する上で、データの保護とセキュリティの確保は極めて重要です。二段階認証は、そのための効果的な手段の一つです。本記事の内容を参考に、ぜひChatGPTの二段階認証を設定し、安心してサービスをご利用ください。

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監修者

坂本 将磨

Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

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