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Stability AIが提供する画像生成・編集APIの全貌とは?開発者向け新サービス登場

この記事のポイント

  • この記事は、Stability AIが新たに提供を開始した画像生成・編集APIサービスについて解説しています。
  • 開発者は、新しいREST APIバックエンドを通じて簡単にStability AIの画像サービスを統合できるようになっています。
  • Stability AIは、安全で責任あるAI技術の利用を重視し、適切な使用ポリシーのもとにサービスを運用しています。

監修者プロフィール

坂本 将磨

Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

AI技術による画像生成が、クリエイティブ業界に新たな革新をもたらし始めています。そんな中で注目されているのが、Stability AIが提供する先進的な画像生成・編集APIサービスです。この記事では、開発者向けにリリースされた新しいサービス群に焦点を当て、具体的な機能や利用可能なツールについて深掘りしていきます。安全で責任あるAIの使用を徹底しているStability AIの取り組みにも触れつつ、画像生成技術が創造する可能性と、それを手軽に統合し活用する方法について、開発者やクリエイターが知っておくべき情報を提供します。

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Stability AIの新APIサービス: 革新的な画像生成技術の導入

Stability AIは、2023年3月21日に画像生成、アップスケーリング、編集のための新しいAPIサービス群をリリースしました。これにより、開発者たちは最先端の技術を利用して、オリジナルのメディアを作成することができるようになります。

アップスケーリングの効果
Stability AIによるアップスケーリングの効果

具体的には、テキスト記述から新しい画像を生み出すStable Image Coreや、近日リリース予定のStable Diffusion 3といった画像モデルが提供されています。これらのサービスは、開発者が自由にコントロールし、自社の製品に統合できるよう設計されており、カスタマイズ性に富んだソリューションを提供します。

NightcafeOpenartのような企業は既にこれらのAPIを取り入れており、ユーザーが次世代のコンテンツを作成できる環境を整えています。

スクリプトによる画像の編集
スクリプトによる画像の編集

安全で責任あるAIの実践

Stability AIは、安全で責任あるAIの使用を非常に重要視しています。そのために、悪意のある利用者による製品の誤用を防ぐための措置を講じており、入力と出力を監視する包括的な安全性パイプラインを実装しています。これは、サービスが攻撃的なコンテンツを生成しないようにするための厳しい基準を設けることで実現しています。

Stability AIは、ユーザーがどのようにサービスを利用するかに深い配慮をし、適切な使用ポリシーを設けています。開発者やクリエーターは、このポリシーに従って、安全かつ責任ある形でAIを利用することが求められます。

開発者向けに簡単な統合を実現

開発者は新しいREST APIバックエンドを利用して、Stability AIの画像サービスを簡単に統合できます。利用開始にあたり、Stability AI Platformのドキュメントページを訪れたり、提供されているスターターノートブックを使用してサービスを試すことができます。これにより、開発者は手早くAPIを自分のプロジェクトに取り入れ、新しいサービスを体験することが可能になります。

また、Stability AIは開発者が最新の進展を追跡できるように、Twitter、Instagram、LinkedInでのフォローや、Discordコミュニティへの参加を奨励しています。これらのプラットフォームを通じて、開発者同士のコミュニケーションや、Stability AIからの更新情報が共有されます。

出典:https://stability.ai/news/image-services-on-stability-ai-developer-platform

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監修者

坂本 将磨

Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

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