AI総合研究所

Microsoft Teamsタウンホール機能強化:ハイブリッドワークとデジタルコミュニケーションを進化させるアップデート

この記事のポイント

  • この記事は、Microsoft Teamsのタウンホール機能のアップデートに関する内容を紹介しています。
  • ハイブリッドワークを支えるため、参加者とプレゼンターのインタラクションを促進する機能が強化されました。

監修者プロフィール

坂本 将磨

Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

テレワークやハイブリッドワークが進む中、デジタル上でのコミュニケーションツールとしての役割が問われているMicrosoft Teamsが、新たなアップデートを実施します。
今回のアップデートは、2023年9月に導入されたタウンホール機能の強化に焦点を当てており、インタラクティブなデジタルイベントの開催を一層容易にします。

具体的な機能向上として、参加者のライブリアクション可能性の拡大や、観客との直接的な対話を支援するための新しいツールなど、ユーザーのエンゲージメントを増強させる様々な更新が含まれています。

このアップデートにより、Microsoft Teamsは、デジタルコミュニケーションの可能性をさらに推し広げることとなります。

thumbnail

Teamsタウンホール機能、進化続く

2024年5月28日、MicrosoftはTeamsのタウンホール機能に関するアップデートを発表しました。
タウンホールは、大規模なデジタルイベントを支援するために2023年9月に導入され、プレゼンターが複数登壇できる機能や、イベントの健康状態をリアルタイムで分析する機能などを提供しています。

この機能は、ユーザー間の意味のある繋がりを促進するために設計されており、今後もエキサイティングな新機能を追加していく予定です。

Microsoftはユーザーがタウンホールを利用して大規模なデジタルイベントを行うことを簡単かつ有益にするためにコミットしています。

teasmのタウンホール機能
Teamsのタウンホール機能

ハイブリッド会議を進化させる

タウンホールは特にハイブリッド会議の進化に焦点を当てています。
参加者がライブリアクションを通じてフィードバックを与えられるようになることや、ストリーミングチャットでエンゲージメントを示せるようになる等、インタラクティブな体験が強化されます。

また、プレゼンターは観客と直接対話するために手を挙げることができます。これらの新しい機能は、イベントをよりインパクトのあるものにし、実行をよりシームレスにするために導入されます。

プロデューサーの役割や、共有コンテンツのキューイング、プレビューシーンサポートなどの高度なプロダクション体験も提供されます。

Microsoft、Teamsをアップデート

Teamsのタウンホールは、ユーザーに新たな価値を提供し続けるために成長し続けています。
先の四半期では、新しい顧客、使用量、ホストされたイベントの数で顕著な増加が見られました。

タウンホールを試すユーザーの増加は、Microsoftのストリーミングデジタルイベントプラットフォームがどれだけ価値を提供しているかを物語っています。

Microsoftは、Teamsライブイベントの機能をタウンホールに引き続きリリースし、ユーザーが期待する体験を提供します。

タウンホール、新機能で拡張

タウンホールの新しい主要機能には、エンゲージメントを高めるためのQ&A機能が含まれます。
これには、投票、フィルタリング、ソート、質問のアーカイブ機能があり、質問をCSVにエクスポートしてレポートをダウンロードできます。

プレゼンターと参加者のためのデバイスサポートも強化されており、さらに高度なプロダクションツールが導入されます。

これらの機能の組み合わせにより、ライブイベントユーザーはタウンホールへのアップグレードを検討する強力な理由があります。

最新のアップデートや機能のタイムラインについては、タウンホール導入ページを通じて情報を提供しています。

出典:Microsoft

AI活用のノウハウ集「AI総合研究所」サービスご紹介資料

「AI総合研究所 サービス紹介資料」は、AI導入のノウハウがないというお客様にも使いやすい最先端のAI導入ノウハウを知れる資料です。

資料ダウンロード
監修者

坂本 将磨

Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

関連記事

AI導入の最初の窓口。

お悩み・課題に合わせて活用方法をご案内いたします。
お気軽にお問合せください。

ご相談
お問い合わせは
こちら!