AI総合研究所

大和ハウスがAIヘルプデスクを導入し従業員サポートを革新

建設・建築業界に活用できるAIおよびDX導入事例をご紹介します。建築・建設業界では、IoT機器・データとAIを活用した事例が多く報告されています。AIの導入の活用法は、業界ごとに異なり、採用されるシステムも多様です。
この記事を通して 「導入アイデア・あなたに使えるサービス・導入のポイント」 の参考になれば幸いです。弊社ではAI導入の最初の窓口としてAI総合研究所を運営しています。導入のお悩みはご気軽に弊社にご相談ください

大和ハウスとParkshaの提携

【導入事例の概要】

大和ハウス工業株式会社は、約18,000人の従業員からの多様な問い合わせに対応するため、「AI ヘルプデスク for Microsoft Teams」を導入しました。
このAIヘルプデスクは、Microsoft Teams上でバーチャルな問い合わせ窓口を設置し、ナレッジの蓄積やFAQの自動生成など、幅広い機能を提供します。人事部門の業務効率化と従業員満足度の向上を同時に実現することを目指しています。

AIヘルプデスク_for_teams

【導入の背景】

近年のテレワークの普及と従業員の働き方の多様化により、人事部門への問い合わせのチャネルや内容が複雑化してきました。限られたリソースの中で、一人ひとりの従業員の問い合わせに丁寧に対応し、寄り添う時間を確保することが難しくなっていました。

特に、簡易な問い合わせへの対応を効率化し、従業員のパフォーマンス向上に直結する問い合わせにリソースを集中させることが喫緊の課題となっていました。

【元々の課題】

大和ハウス工業では、約18,000人の従業員からの多岐にわたる問い合わせに、限られた人事部のリソースで対応することが求められていました。
問い合わせ内容の多様化とチャネルの増加により、この課題はさらに複雑化していました。

そのため、人手での対応に多くの時間を割いている現状から脱却し、効率的なリソース活用と高品質な対応の両立が必要でした。

【解決策】

大和ハウス工業は、PKSHA Technologyが提供する「AI ヘルプデスク for Microsoft Teams」を導入しました。これにより、Microsoft Teams上にバーチャルな問い合わせ受付窓口を設置し、FAQの自動生成機能やナレッジの蓄積を実現しました。

よくある問い合わせについては、AIが即時に回答を提供できるようになりました。また、有人チャットでのサポートとAIによる自動化を組み合わせることで、総合的な業務効率化を図ることができました。

【効果】

AIヘルプデスクの導入により、大和ハウス工業は問い合わせ対応業務の効率化を達成しました。ナレッジの蓄積とFAQの自動生成により、運用負担を軽減しつつ、高品質な対応を継続的に提供できるようになりました。

また、日常的な問い合わせ対応を通じて新たなナレッジを蓄積する取り組みも始まっており、従業員満足度の向上と管理部門の工数削減を同時に実現することが期待されています。

AIヘルプデスクは、デジタル技術を活用した新しい働き方の実現に向けた第一歩となるでしょう。

【出典】
PR TIMES

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編集者

坂本将磨

Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

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