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ChatGPT APIの無料期間とは?有効期限や使い方について解説

この記事のポイント

  • この記事では、ChatGPT APIの無料トライアルや代替サービスについて解説しています。
  • 無料期間中はAPIを追加費用なしで利用でき、賢い活用が推奨されています。
  • ChatGPTのAPIは新規登録後に限り、一定期間無料で試用することができます。
  • 無料クレジットは登録から3ヶ月有効で、期限内に使い切らないと消滅します。

監修者プロフィール

坂本将磨

Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

ChatGPTのAPIは多くの開発者や企業に利用されており、今ではプロダクト開発において欠かせないものとなっています。
通常、ChatGPTAPIの利用には料金が発生しますが、ChatGPTへの新規登録後の一定期間は無料で使うことが可能です。

この記事では、そんなChatGPT APIの無料期間の概要や期間終了後に考慮すべき点、他の無料で利用できる代替サービスをご紹介します。また、無料期間を賢く活用する方法や、無料期間が終了した後でも料金を抑えつつAPIを利用するコツもお伝えしています。
APIの導入を考えている方はもちろん、すでに使い始めている方も参考になる内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください。

最新モデル、ChatGPT4o(GPT-4o)について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください⬇️
ChatGPT-4o(GPT4 omni)とは?使い方、料金など詳細を徹底解説!

ChatGPT APIの無料枠(無料期間)とは?

ChatGPTのAPI無料期間とは、OpenAIへの新規登録時に付与される、APIの無料クレジットが利用できる期間のことです。

通常、APIの使用には、「使用量に応じて料金がかかる」ため無料で使用する事はできませんが、付与されたクレジットの範囲内なら追加費用無しでAPIが利用可能です。

無料期間の終了後は使用量に応じた料金が発生するため、無料期間中にAPIの利用シーンを見極めることが重要となります。

【関連記事】
➡️ChatGPT APIとは?できることや使い方、活用事例を徹底解説!

ChatGPT APIの無料枠と有効期限

2024年6月現在、OpenAIに登録した場合5ドル分の無料クレジットが付与されます。
有効期限は3ヶ月となっており、使い切らなかった場合でも登録後3ヶ月を過ぎると自動的に消滅します。


ChatGPT API無料クレジットの確認方法

無料クレジットの残量は、「OpenAI開発者プラットフォーム」の、請求設定ページから確認できます。

無料クレジット
APIの無料トライアルの確認


登録後3ヶ月後以内かつまだ無料枠が残っている場合は、画像の様に「無料トライアル」という文字と、無料枠の残りクレジットが表示されます。

まだChatGPTへの登録がお済みでない方はこちらの記事をご覧ください。

ChatGPTのログイン方法・日本語での始め方をわかりやすく解説! | AI総合研究所

ChatGPTのログイン方法と日本語での始め方、そしてチャットgptをログインなしで使う方法を解説。また、ログインできない場合の対処法までを紹介しています。アカウント作成の一歩から始めてみましょう。

https://www.ai-souken.com/article/chatgpt-login-methods-explained


ChatGPT APIの無料期間が終わってしまった場合

「既に無料期間が過ぎてしまった場合」、または「無料枠を使い切ってしまった場合」は、それ以降利用した分は料金の支払いが必要になります。

無料クレジット自体は支払い情報を登録しなくても利用できるので、「気づかぬうちに無料クレジットを使い切り、料金が発生してしまった」という心配はありません。

【関連記事】

ChatGPT APIの料金は?計算方法やモデル別の比較、費用を抑えるコツを解説 | AI総合研究所

ChatGPT APIの料金体系やモデル比較、確認方法を解説。簡単なAPI料金計算のしかたもご紹介します。

https://www.ai-souken.com/article/chatgpt-api-pricing-guide


無料で利用可能なChatGPT以外のAPIサービス

ここでは、「ChatGPT APIの無料枠を使い切ってしまった方」や、「他社の言語モデルも試してみたい!」という方向けに、無料で利用・お試しできる大規模言語モデルを紹介していきます。

Azure OpenAI

Azure OpenAIは、Microsoftのクラウド上でOpenAIのAPIを利用できるサービスです。

Microsoftのクラウドリソースと統合されているため、大規模なデータ処理や高度なAIアプリケーションの開発にも適しています。

現在、USD$200分のクレジット分の付与と、Azure AIサービスを始めとする人気サービスが12ヶ月間無料で利用可能な無料トライアルが提供されています。

【関連記事】
➡️Azureの無料アカウントとは?作成方法やできることを徹底解説!

Gemini Pro API (Google)

Gemini proは、Googleが開発したマルチモーダルAIです。OpenAIのGPTシリーズ同様、対話ベースでテキストや画像の生成、コーディングなど様々なタスクに扱えます。

GPT-4Vのライバル的な存在であるGemini proですが、なんと画像だけでなく動画の認識にも対応しており、動画の状況や概要についても出力させることができます。

Geminipro動画認識認識
Geminiのマルチモーダル機能 出典:Gemini: A Family of Highly Capable Multimodal Models

OpenAIのマルチモーダルモデルである「gpt-4-vision-preview」も画像には対応していますが、動画の入力には対応していません。
Gemini ProのAPIは現在試用期間中で、無料で利用する事が可能です。興味のある方はぜひお試しください。


まとめ

この記事では、ChatGPT APIの無料期間とその概要や、代替案や比較としても使える、無料でお試し・利用できる他社の言語モデルAPIについて紹介しました。
ChatGPTの無料期間は気づかないまま利用期限を迎えてしまう方も多いと思うので、ぜひこの記事を参考に利用してみてください。

また、この機会にChatGPT以外の言語モデルを試してみる事もおすすめです。同じ対話型AIとはいえ、その特徴や返信の仕方にそれぞれ特徴があります。自身の目的に沿った言語モデルを見つけ、日々のタスクやサービスの開発に活用しましょう!

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監修者

坂本将磨

Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

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