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ソフトバンクが挑むキービジュアル内製化_画像生成AI活用事例

ビジネス全般に活用できるAIおよびDX導入事例をご紹介します。
日本では、ChatGPTの登場から生成AIを用いたシステム、Azureなどのセキュリティを高めた生成AI活用が多く報告されています。

AIの導入の活用法は、業界ごとに異なり、採用されるシステムも多様です。
この記事を通して 「導入アイデア・あなたに使えるサービス・導入のポイント」 の参考になれば幸いです。

また、弊社ではAI導入の最初の窓口としてAI総合研究所を運営しています。導入のお悩みはご気軽に弊社にご相談ください

ソフトバンクが挑むキービジュアル内製化:画像生成AI活用事例の紹介画像

ソフトバンクでは、法人向けイベント「SoftBank World 2023」のキービジュアルを内製化することに成功しました。

そのプロセスとして、最先端技術の一つである画像生成AIを使用し、1,200枚近い画像を生成することで、クリエイティブなコンテンツを手掛けました。

【導入の背景】

ソフトバンクの法人マーケティングにおいては、これまで広告代理店に依頼していたキービジュアルの制作を内製化する動きがあります。

最新AI技術を活かすことで、新しい創造性を刺激し、業務効率化を図ることを目的に、画像生成AIを用いた制作が試みられました。

【元々の課題】

従来のキービジュアル制作では、時間とコストがかかり、またデザイナーの手による作業が必要でした。

膨大なバリエーションの中から最適なデザインを生み出すには、人の創造力に頼る必要があったため、制作プロセスの効率化と新しいアイデアの創出が課題となっていました。

【解決策】

画像生成AI技術を採用し、特にAdobe Photoshopの「生成塗りつぶし」機能と「生成拡張」機能を使用しました。

生成塗りつぶし機能
生成塗りつぶし機能

生成拡張機能
生成拡張機能

これにより、人間が指示するプロンプトをもとに画像を生成し、さらに既存画像に対してもアレンジが可能となりました。

【効果】

画像生成AIの導入により、1,200枚近いバリエーションを持つキービジュアルの内製化が行えるようになりました。

これにより、アイデア生成や発想の転換にも役立ち、新しいクリエイティブな表現が可能になりました。

しかし、最終的には人間による世界観、ストーリー、メッセージが大切であり、AIと人間は良きパートナーシップを築いていくことが示唆されています。

【出典】
ソフトバンク株式会社の事例、ソフトバンクより

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編集者

坂本将磨

Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

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