この記事のポイント
- 「Microsoft Developers AI Learning Hackathon」の開催について解説ます。
- 参加者はAzure Cosmos DBを使ったAIアプリ開発のスキルを競い、賞金1万ドルを目指します。
- 登録はハッカソンのウェブページから可能で、提出期限は2024年6月17日、勝者は7月1日に発表されます。
- 参加には「Azure Cloud Skills Challenges」と「GitHub Azure OpenAI開発者ガイド」の完了が必要です。
- さらに、Microsoft Learnを通じて追加の学習リソースが提供されています。
監修者プロフィール
坂本 将磨
Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。
マイクロソフトが提供する、Azure Cosmos DBを活用したAIアプリ開発のスキルを競う「Microsoft Developers AI Learning Hackathon」が開催されます。
参加者はスケーラブルでリアルタイム、高可用性を備えたソリューション作りに挑戦し、AI開発のスキルアップを目指します。
本記事では、このハッカソンの概要や参加条件、提供される学習リソースについて詳しくご紹介します。
賞金総額1万ドルをかけたこの大会では、2024年6月17日まで提案が受付けられ、勝者は7月1日に発表される予定です。Azure Cosmos DBの多様な可能性を探る絶好の機会に、ぜひ挑戦してみてください。
Azure Cosmos DBでAI開発スキルを競え: 10Kドルの賞金をかけたハッカソン
Microsoft Azure Cosmos DBのVPであるKirill Gavrylyukは、開発者向けにAIアプリケーションを作成するための大会である、Microsoft Developers AI Learning Hackathonを発表しました。
このハッカソンは、スケーラブルでリアルタイム、高可用性を備えたソリューションを作成するのに適したAzure Cosmos DBを使用して、すべてのレベルの開発者に参加を呼びかけています。
参加者は無料の「Azure Cloud Skills Challenges」および、少なくとも1つの「GitHub Azure OpenAI開発者ガイド」を完了する必要があります。
この競争はAI開発スキルを向上させることを目的としており、ハッカソンのウェブページから登録可能です。
提出期限は2024年6月17日で、勝者は7月1日に発表されます。Azure Cosmos DBはスケーラビリティと高可用性を提供するマルチモデルデータベースサービスです。
また、Microsoft Learnを通じて追加の学習リソースが提供されます。
ハッカソンの詳細
参加者は、Microsoft Azureの最先端のAIツールを使用して貴重な経験を積み、ワークショップやメンターシップセッションを通じてMicrosoftの専門家から学ぶことができます。
オプションのチャレンジとして、Azure Cosmos DB for MongoDBを使用して、AIを自分またはチームのアプリケーションに統合することもできます。
トップの参加者は賞金の10,000ドルを分け合い、開発者コミュニティでの認知を得ることができます。
ハッカソンはすでに開始されていますが、AIアプリの提出は2024年6月17日午後5時まで受け付けられ、勝者は7月1日に発表されます。
参加条件
Azure Cosmos DBでAIの旅を始める前に、ハッカソンに参加するためにはいくつかの前提条件を満たす必要があります。
Azure Cloud Skills ChallengeとGitHub Azure OpenAI開発者ガイドを完了した後、無料でライブMicrosoft Reactorイベントに参加して、Azureの専門家と直接交流し、質問やガイダンスを求めることができます。
また、新しいセルフペースの学習パスも開始されており、4つのレッスンでAzure Cosmos DB for MongoDBを使用してAIコパイロットを実装、移行、管理、構築する方法を学びます。
GitHub Azure OpenAI開発者ガイド (参考:Github
出典:Microsoft