AI総合研究所

教育DXによるカスタマイズ学習の開拓と教員の負担軽減_ベネッセ

教育分野に活用できるAIおよびDX導入事例をご紹介します。教育の分野では、学生に生成AIおよびAIのリテラシーを教育する事例、AIを用いて学習効率、オーダーメイド率の向上の事例が多く報告されています。AIの導入の活用法は、業界ごとに異なり、採用されるシステムも多様です。
この記事を通して 「導入アイデア・あなたに使えるサービス・導入のポイント」 の参考になれば幸いです。弊社ではAI導入の最初の窓口としてAI総合研究所を運営しています。導入のお悩みはご気軽に弊社にご相談ください

Benesse's Miraiseed: Pioneering Customized Learning and Reducing Teacher Workload Through Education DXの紹介画像

「ミライシード」は、ベネッセが提供するタブレット学習用ソフトで、子ども一人ひとりに最適化された授業スタイルと教員の業務負荷軽減を実現しています。

全国約1万校が導入しており、小中学生約334万人以上、教員約6万人以上が利用しています。

【導入の背景】

国が目指す対話型の主体的な授業スタイルと多様性を認めた個別最適な授業を提供し、かつこれらを実現する中で増加する教員の業務負荷を下げたいと考えたことが導入の背景です。

従来の一斉授業スタイルから脱却し、実効性のある個別対応が求められていました。

ミライシード ファンサイト
ミライシード ファンサイト

【元々の課題】

一斉授業スタイルから抜け出せず、子どもたちの個々のニーズに対応するには教員の業務負荷が高すぎる点が課題でした。

また、多忙な学校現場での変化への対応にも限界がありました。

【解決策】

実際の教育現場の意見を取り入れながら、ユーザー主導で「ミライシード」の開発を進めました。

先生にプロジェクトチームへの参加を促し、子どもたちの意見を取り入れ、現場に即したサービスと機能を提供することを心がけています。

ミライシード ホームページより
ミライシード ホームページより

【効果】

「ミライシード」の機能性向上に成功し、実際に使う教員や生徒から使いやすいとの評価を得ています。

サービス全体のUI/UXがロジックに基づいた評価を受け、教員の業務負荷を軽減する機能など、実際的な改善が図られました。

【出典】

ベネッセの事例、ベネッセより

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編集者

坂本将磨

Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

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