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AIの波に乗る:USAサーフィンがAzure技術でパフォーマンスと安全性を向上

活用できるAIおよびDX導入事例を多様な業種でご紹介します。昨今のビジネス現場では、自社サービスに生成AIを活用する事例、自社効率性の向上の事例が多く報告されています。AIの導入の活用法は、業界ごとに異なり、採用されるシステムも多様です。
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USAサーフィンは、Microsoft AzureのAI技術を活用した革新的なパートナーシップを通じて、サーファーのパフォーマンス向上と怪我の予防に成功しています。AIによって生成された洞察はコーチやサーファーにとって貴重な情報となり、オリンピックを目指すUSAサーフィンチームの技術向上に大きく寄与しています。

【導入の背景】

サーフィンのオリンピック競技化の流れに伴い、USAサーフィンは大会での優位性を維持し、アメリカのサーフィン文化の発展に貢献する目的で、技術の進歩を求めていました。この目的のために、USAサーフィンは、Microsoftとの間で革新的なパートナーシップを開始しました。

【元々の課題】

競技サーフィンにおいては、パフォーマンスの向上と怪我の予防が重要で、そのためにはサーファーの体の動きや波の読みを正確に分析する必要がありました。しかし、これまでは主観的な評価に依存しており、定量的なデータで分析する手段が不足していました。

【解決策】

Microsoft Azure AIとCognitive Services for Visionを活用し、データサイエンティストとエンジニアのチームが単一のカメラを使ってサーファーの動きを捉え、AIによる洞察を提供するシステムを開発しました。このシステムを使い、アップロードされた動画からサーファーの姿勢やボードの特性、動きを分析し、コーチがフィードバックを提供するのに役立てています。

【効果】

この技術の導入によって、コーチやトレーニングスタッフは選手のスピード、パワー、フローなどの主要な変数を定量化し、怪我につながる動きを追跡することができるようになりました。パフォーマンスの向上と怪我の予防に役立てることができ、トレーナーやコーチと選手の間に新たな洞察を提供しています。

【出典】

USAサーフィンの事例、Microsoftより

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編集者

坂本将磨

Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

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