AI総合研究所

アジラのAI警備システム『asilla』が枚方市でスマートシティ化を加速!

自治体で活用できるAIおよびDX導入事例をご紹介します。自治体では、生成AIをチャットボットとして自治体独自の情報を活用する事例が多く報告されています。セキュリティの観点からAzureクラウド上で構築されている例が大半を占めています。
AIの導入の活用法は、業界ごとに異なり、採用されるシステムも多様です。この記事を通して 「導入アイデア・あなたに使えるサービス・導入のポイント」 の参考になれば幸いです。弊社ではAI導入の最初の窓口としてAI総合研究所を運営しています。導入のお悩みはご気軽に弊社にご相談ください

【導入事例の概要】

株式会社アジラが開発した世界トップクラスの行動認識AIを搭載するAI警備システム『AI Security asilla』が、大阪府枚方市のスマートシティ化へ向けた実証実験に導入されました。
公園等での運用を通じて、転倒やふらつき、急病人等の見守りや迷惑行為、不審行動の早期発見が期待されるなど、安全・安心なまちづくりに向けたセキュリティ体制の構築に寄与します。

また、人流計測をあわせて行うことで、周辺エリアの活性化や公園の有効活用、賑わいの創出といった政策につなげる基礎データとしての活用が期待されています。

https://youtu.be/eAyXYGRcmOo?si=AwnHJ3E0_s1F8LHB

【導入の背景】

枚方市では、「枚方市駅周辺再整備基本計画」を策定し、先進的で時代や社会環境に合わせたスマートシティの実現を目指しています。

公民連携プラットフォームを通じたアジラと枚方市の連携により、同計画に基づく市駅周辺でのスマートシティ化の具体化に向けた検証を進めています。

【元々の課題】

公共空間における市民の安全・安心の確保が課題となっていました。転倒や急病人の見守り、迷惑行為や不審行動をいち早く発見し、安全なまちづくりを実現するためのセキュリティ体制の強化が求められていました。

【解決策】

『AI Security asilla』は、世界トップクラスの行動認識技術を基にしたAI警備システムです。既存のカメラをAI化し、異常行動や不審行動を検出したときのみ、瞬時に映像を通知します。

特許取得の「違和感検知」技術により事件事故の予兆検知が可能で、AIの眼で24時間365日モニタリングを行います。既設カメラを利用可能で、サーバー1台で最大50台分の映像を処理できるため、導入コストも抑えられます。

特許取得のasilla

【効果】

『AI Security asilla』の導入により、公共空間における見守り強化、市民の安全・安心の向上が期待されています。迷惑行為や不審行動の早期発見と対応が可能となり、安全なコミュニティ形成に貢献します。

また、人流計測などのデータ収集によって地域活性化や施策の策定に資する情報の提供が期待されています。

今後もさらなるアップデートを予定しており、枚方市のスマートシティ化の実現に向けて貢献していきます。

ai security assila

【出典】

PR TIMES

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編集者

坂本将磨

Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

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