この記事のポイント
以下の内容は、「HUMANOID-DJ」に関する記事の要点をまとめたものです。
- エイベックスとNAKED INC.が共同で、観客の感情を解析して音楽を生み出すAI-DJ 「LUCY」を開発したプロジェクト「HUMANOID-DJ」を立ち上げました。
- 「HUMANOID-DJ」は、エイベックスの「Entertainment×Tech×Global」戦略の一環であり、従来のエンターテイメント体験を超えることを目指しています。

監修者プロフィール
坂本将磨
Microsoft MVP・AIパートナー。LinkX Japan株式会社 代表取締役。東京工業大学大学院にて自然言語処理・金融工学を研究。NHK放送技術研究所でAI・ブロックチェーンの研究開発に従事し、国際学会・ジャーナルでの発表多数。経営情報学会 優秀賞受賞。シンガポールでWeb3企業を創業後、現在は企業向けAI導入・DX推進を支援。
デジタルとエンタテインメントの新しい融合を目指して、エイベックスとNAKED INC.は共同でAIを活用した「HUMANOID-DJ」を開発し、これまでにない音楽体験を実現しました。AI-DJ 「LUCY」によって、観客一人ひとりの感情を解析し、その場で音楽を生み出すこのプロジェクトは、エイベックスが掲げる「Entertainment×Tech×Global」戦略の一環として、従来のエンタテイメント体験の限界を超えることを目指しています。本記事では、イノベーションを追求するHUMANOID-DJプロジェクトの背景や課題、そしてエイベックスとマイクロソフトの技術がもたらす新しいエンタテイメントの形について紹介していきます。
活用できるAIおよびDX導入事例を多様な業種でご紹介します。昨今のビジネス現場では、自社サービスに生成AIを活用する事例、自社効率性の向上の事例が多く報告されています。AIの導入の活用法は、業界ごとに異なり、採用されるシステムも多様です。
この記事を通して 「導入アイデア・あなたに使えるサービス・導入のポイント」 の参考になれば幸いです。弊社ではAI導入の最初の窓口としてAI総合研究所を運営しています。導入のお悩みはご気軽に弊社にご相談ください。
【導入事例概要】
エイベックスデジタルの企業ロゴ
日本を代表するエンタテインメント企業エイベックスとクリエイティブカンパニーNAKED INC.は、共同でAIを活用した「HUMANOID-DJ」を開発しました。AI-DJ "LUCY"(ルーシー)は、観客の感情を解析し、音楽を創り出すことで、新たな音楽体験を生み出すことを目的としたプロジェクトです。
【導入の背景】
エイベックス・グループは、2017年に新しいタグライン「Really Mad Pure」を掲げ、ブランドロゴも新しくしました。デジタルテクノロジーが人々の関心を集める中、グループは「Entertainment×Tech×Global」をキーワードにコンテンツやサービスの価値を最大化する方策を模索しており、「HUMANOID-DJ」の開発もその一環です。
【元々の課題】
従来のエンタテインメント業界はテクノロジーの波に乗り遅れ、グローバルで活躍できるIP(知的財産)の開発が求められていました。既存の演出や体験では限界があり、革新的な表現方法の必要性が高まっていました。
【解決策】
Azure Cognitive Servicesを活用した「HUMANOID-DJ」の導入
エイベックスとNAKED INC.は、AIを駆使した新たなエンタテインメントの形、「HUMANOID-DJ」を開発しました。マイクロソフトのAzure Cognitive Servicesを活用し、観客の感情を読み取り、それに応じて音楽や演出を変化させるシステムを実現しました。
【効果】
「HUMANOID-DJ」の導入によって、参加者の感情に応じたインタラクティブな音楽体験を提供することが実現しました。マイクロソフトのイベントにて実力が披露され、これまでできなかった空間演出や体験創出の新しい可能性が示されました。