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GitHub Copilot Enterpriseとは?料金体系・Businessプランとの違いを解説

この記事のポイント

  • GitHub Copilot Enterpriseは、大規模開発組織向けのAIペアプログラマー最上位プラン
  • Businessプランの全機能に加え、組織ナレッジ連携や高度なセキュリティ機能を提供
  • GitHub Enterprise Cloud契約が前提で、ユーザーあたり月額$39 (2025年5月時点)
  • 組織全体の生産性向上、セキュリティ強化、開発標準化、AI支援のカスタマイズが主なメリット
  • 導入には計画的な準備、ポリシー設定、開発者トレーニング、効果測定が重要
坂本 将磨

監修者プロフィール

坂本 将磨

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Microsoft MVP・AIパートナー。LinkX Japan株式会社 代表取締役。東京工業大学大学院にて自然言語処理・金融工学を研究。NHK放送技術研究所でAI・ブロックチェーンの研究開発に従事し、国際学会・ジャーナルでの発表多数。経営情報学会 優秀賞受賞。シンガポールでWeb3企業を創業後、現在は企業向けAI導入・DX推進を支援。


「GitHub Copilotを全社導入したいが、セキュリティや管理機能は十分か?」「組織独自の開発スタイルに合わせてAIを最適化できないか?」
大規模な開発組織では、単に個々の開発者の生産性を上げるだけでなく、組織全体のガバナンス、セキュリティ、そしてナレッジ共有が重要な課題となります。
その解決策としてGitHubが提供するのが、最上位プラン「GitHub Copilot Enterprise」です。
本記事では、このエンタープライズ向けAIコーディング支援の全貌を徹底的に解説します。
Copilot Businessとの違い、組織ナレッジ連携、高度なセキュリティ機能、料金体系、導入・運用のポイントまで、詳しくご紹介します。

目次

GitHub Copilot Enterpriseとは?

Copilot Businessプランとの主な違い

GitHub Copilot Enterpriseの主要機能と特長

Businessプランの全機能に加え、さらに高度な機能を提供

組織のナレッジベースとの連携

Bing検索連携:最新情報や外部ライブラリ情報をチャットで取得

組織のコードへの適応とカスタマイズ

高度なセキュリティとガバナンス機能

プルリクエストの要約機能

GitHub Enterprise サポート

GitHub Copilot Enterpriseの料金体系

ユーザーあたりの月額料金

契約の前提:GitHub Enterprise Cloudアカウントが必須

プレミアムリクエストの扱いと上限(ユーザーごと)

Copilot Enterpriseを導入するメリット

組織全体の開発者生産性の飛躍的向上

エンタープライズレベルのセキュリティとコンプライアンス遵守

組織内での一貫した開発標準と品質の維持

組織独自のニーズに合わせたAI支援のカスタマイズ

開発者の満足度向上とイノベーション促進

GitHub Copilot EnterpriseとBusinessプランの詳細比較

どちらのプランを選ぶべきか?

GitHub Copilot Enterprise導入・運用のポイントと注意点

導入計画と準備:何から始めるべきか

6-2. シート割り当てとポリシー設定のベストプラクティス

開発者へのトレーニングとオンボーディング

利用状況のモニタリングと効果測定

AI生成コードの確認・検証の重要性、著作権リスクへの配慮

Github Copilot Enterpriseの導入事例

まとめ

GitHub Copilot Enterpriseとは?

GitHub Copilot Enterpriseは、GitHubが提供するAIペアプログラマー「GitHub Copilot」の最上位プランであり、特に大規模な開発組織のニーズに応えるために設計されています。

このプランは、GitHub Copilotの基本的なコード補完やチャット機能に加え、組織管理、高度なセキュリティ機能、そして組織のコードベースに合わせたカスタマイズ機能(例: Copilot knowledge basesにより組織のプライベートコードを活用する機能)といった、エンタープライズ向けの高度な機能群を提供します。

Copilot Businessプランとの主な違い

GitHub Copilotには、法人向けプランとして「Copilot Business」も存在します。
Copilot Enterpriseは、このBusinessプランの全機能を包含しつつ、さらに大規模組織向けの高度な機能が追加されたものと位置づけられます。

主な違いの概要としては、以下のような点が挙げられます(詳細は後述)。

  • 前提条件: Enterpriseプランは「GitHub Enterprise Cloud」の契約が必須。
  • 機能拡張: 組織のナレッジベース連携(Copilot knowledge bases)、Bing検索連携、より高度なポリシー制御、モバイル対応など。
  • カスタマイズ性: 組織特化のAI支援(Copilot knowledge basesなどを通じて)。
  • サポート体制: GitHub Enterprise Support。
  • 料金: Businessプランよりも高機能な分、ユーザーあたりの月額料金も高くなります。

GitHub Copilot Enterpriseの主要機能と特長

Copilot Enterpriseが提供する独自の機能や、Businessプランから強化された機能について具体的に解説し、大規模組織にもたらす価値を明らかにします。

GitHub Copilot Enterpriseは、Businessプランの機能をベースに、大規模組織のニーズに応えるための強力な機能が多数追加されています。

Businessプランの全機能に加え、さらに高度な機能を提供

まず基本的な点として、Copilot EnterpriseはCopilot Businessが提供する全ての機能(無制限のコード補完、IDE内Copilot Chat、組織全体のポリシー管理、セキュリティ強化機能、監査ログ、IP Indemnityなど)を含んでいます。
これらに加え、以下のようなEnterprise特有の機能が利用可能になります。

組織のナレッジベースとの連携

Copilot Enterpriseの大きな特徴の一つが、組織が持つ独自のコードベースやドキュメント(ナレッジベース)をCopilotが理解し、それに基づいたコード提案や回答を行えるようになる機能です。

この機能は「Copilot knowledge bases」として一般提供されており、組織内のプライベートリポジトリやドキュメントをインデックス化し、Copilotがその情報を参照することで、社内で使われている独自のライブラリ、API、コーディング規約、設計パターンなどを踏まえた、より文脈に即した的確なサポートが可能になります。

これにより、開発者は社内のベストプラクティスを自然と学び、再利用性の高いコードを効率的に記述できるようになります。

  • 活用例:
    • 社内共通ライブラリの関数をCopilotが適切に提案。
    • 組織のセキュリティポリシーに準拠したコードを生成。
    • 過去の類似プロジェクトの知見を元にした設計アドバイス。

Bing検索連携:最新情報や外部ライブラリ情報をチャットで取得

Copilot Chat内で、必要に応じてBing検索エンジンと連携し、最新の技術情報や外部ライブラリのドキュメント、エラーメッセージの解決策などを直接検索し、その結果を対話に組み込む機能も提供されています。

  • 開発ワークフローにおけるメリット:
    開発者はIDEを離れることなく、必要な情報をCopilotとの対話の中で迅速に入手できるようになり、調査にかかる時間とコンテキストスイッチのコストを大幅に削減できます。

参考:Using GitHub skills for Copilot

組織のコードへの適応とカスタマイズ

以前は、組織のリポジトリ内のコードに基づいてCopilotのコード補完モデルを微調整(ファインチューニング)するカスタムモデル機能の限定的なパブリックプレビューが提供されていました。

これにより、組織固有のコーディング規約や内部ライブラリに基づいた、より文脈に即した提案が可能になります。

参考:Copitのカスタマイズ

高度なセキュリティとガバナンス機能

Enterpriseプランでは、Businessプランで提供されるセキュリティ機能に加え、組織の管理者がより詳細なポリシー設定(例: Copilotがアクセスできる組織内コードの範囲制御など)や監査ログの活用を通じて、ガバナンスを強化できます。

GitHubはプラットフォーム全体でセキュリティを重視しており、SOC 2 Type IIやISO/IEC 27001などの認証を取得・維持しています。

プルリクエストの要約機能

GitHub上のプルリクエストに対して、Copilotがその変更内容の要約を自動生成する機能が提供されています。これは、コードレビューの効率化や、変更内容の迅速な把握に貢献します。

参考:GitHub Copilot で pull request の概要を作成する

GitHub Enterprise サポート

Enterpriseプランの契約者は、GitHub Enterprise Cloudの契約に基づいたGitHub Enterprise Supportを利用できます。

これには、契約に応じたSLA(サービスレベルアグリーメント)や、特定のサポートチャネルを通じた技術サポートが含まれます。詳細はGitHubとの契約内容およびGitHub Enterprise Supportの規約をご確認ください。

参考:GitHub Supportについて


GitHub Copilot Enterpriseの料金体系

Copilot Enterpriseの利用料金、契約形態、そして導入に必要な前提条件(特にGitHub Enterprise Cloudとの関連)について詳しく説明します。

GitHub Copilot Enterpriseを導入する上で、料金と前提条件を正確に把握しておくことが重要です。

ユーザーあたりの月額料金

GitHub Copilot Enterpriseの料金は、ユーザーあたり月額 $39 USD です(2025年5月14日時点)。これは、Copilot Businessプラン(ユーザーあたり月額 $19 USD)よりも高機能な分、高価な設定となっています。

契約の前提:GitHub Enterprise Cloudアカウントが必須

GitHub Copilot Enterpriseを利用するための最も重要な前提条件は、GitHub Enterprise Cloudの契約が別途必要であるという点です。
GitHub Enterprise Cloudを利用している組織が、その上でCopilot Enterpriseを追加契約する形になります

プレミアムリクエストの扱いと上限(ユーザーごと)

GitHub Copilotでは、標準のベースモデルであるGPT4.1以外の、特定の高度なモデル(例: Claude 3.xなど)を利用する際に消費される「プレミアムリクエスト」という利用枠が設定されています。

Copilot Enterpriseプランのユーザーには月間1,000プレミアムリクエスト、Copilot Businessプランのユーザーには月間300プレミアムリクエストがユーザーごとに付与されます。

ベースモデルを使用したコード補完やチャットは、これらのプレミアムリクエストを消費しませが、プレミアムリクエストの上限を超過して高度なモデルを利用する場合、追加料金(2025年5月時点で$0.04/リクエスト)が発生します。

【関連記事】
▶︎GitHub Copilot のプレミアムリクエストとは?料金・消費の仕組みを徹底解説!


Copilot Enterpriseを導入するメリット

GitHub Copilot Enterpriseを導入することで、大規模組織が享受できる具体的なメリットを、生産性、セキュリティ、ガバナンス、カスタマイズ性の観点から解説します。

GitHub Copilot Enterpriseの導入は、大規模組織に多岐にわたるメリットをもたらします。

組織全体の開発者生産性の飛躍的向上

AIによる高度なコード補完、チャットサポートなどを通じて、個々の開発者のコーディング速度と品質が向上します。これにより、プロジェクト全体の開発サイクルが短縮され、市場投入までの時間を削減できます。

特に、組織のナレッジベースと連携する機能(Copilot knowledge bases)は、社内コードの再利用促進や新人開発者のオンボーディング効率化に大きく貢献するでしょう。

エンタープライズレベルのセキュリティとコンプライアンス遵守

Enterpriseプランは、Businessプランのセキュリティ機能をさらに強化し、大規模組織の厳格なセキュリティポリシーやコンプライアンス要件に対応します。

コードスニペットの収集オプトアウト、パブリックコードとの一致提案ブロックオプション、詳細な監査ログ、IP Indemnityといった機能により、安心してAI支援開発を進めることができます。

組織内での一貫した開発標準と品質の維持

組織全体のポリシー管理機能や、Copilot knowledge basesによる組織特有のナレッジ活用を通じて、組織内のコーディング規約や設計標準に準拠したコード生成を促進します。
これにより、コードベース全体の一貫性と品質の維持・向上が図れます。

組織独自のニーズに合わせたAI支援のカスタマイズ

(Copilot knowledge basesなどの機能を通じて)組織のプライベートリポジトリやドキュメントを学習ソースとすることで、Copilotは組織固有の技術スタック、ライブラリ、開発文化を理解し、よりパーソナライズされた支援を提供できるようになります。これにより、汎用的なAIモデルでは得られない、組織に最適化された開発体験が実現します。

開発者の満足度向上とイノベーション促進

反復的な作業や調査にかかる時間を削減し、開発者がより創造的で価値の高い業務に集中できるようになることで、開発者の満足度向上に繋がります。

また、新しい技術の学習や試行錯誤をAIがサポートすることで、イノベーションが生まれやすい環境を醸成します。


GitHub Copilot EnterpriseとBusinessプランの詳細比較

Copilot BusinessとCopilot Enterpriseは、どちらも法人向けの強力なプランですが、機能や対象規模に違いがあります。

比較項目 Copilot Business Copilot Enterprise 主な差異点
料金(USD/ユーザー・月) $19 $39 Enterpriseはより高機能な分、高価
前提GitHubプラン Free, Team, Enterprise Cloud Enterprise Cloud のみ EnterpriseはGitHub Enterprise Cloudが必須
プレミアムリクエスト上限/月 300 1,000 Enterpriseはより多くのプレミアムリクエストを提供
組織ナレッジベース連携 なし あり(Copilot knowledge basesとして提供) Enterpriseのみ組織内情報を活用可能
Bing検索連携 (Chat内) なし あり(Copilot Chatに統合) Enterpriseのみ外部情報検索をチャットに統合
カスタマイズ(組織ナレッジ活用) 限定的 Copilot knowledge bases等で高度に可能 Enterpriseは組織独自のコード・ドキュメント活用に強み
GitHub MobileでのCopilot利用 なし あり Enterpriseのみモバイル対応
プルリクエストの要約 なし あり EnterpriseのみPR要約機能を提供
GitHub.comでのCopilot Chat なし あり EnterpriseはWeb上でもChat利用可能
Visual StudioでのCopilot Chat 両プランでコア機能を利用可能 両プランでコア機能を利用可能 EnterpriseはGitHub.comとの連携など周辺機能が充実
IP Indemnity あり あり 両プランで提供
監査ログ・ポリシー管理 基本的な組織管理 より高度で詳細な管理・制御機能を提供 Enterpriseは大規模組織向けのガバナンス機能が強化されている
サポート 標準サポート GitHub Enterprise サポート (契約に基づく) EnterpriseはGitHub Enterprise Cloud契約に応じたサポート体制が提供される

どちらのプランを選ぶべきか?

Copilot Businessは、多くの中小規模の組織にとって十分な機能と管理性を提供します。しかし、以下のようなニーズがある場合は、Copilot Enterpriseの導入を検討する価値があります。

  • GitHub Enterprise Cloudを既に利用している、または導入予定である。
  • 数百人以上の大規模な開発チームを抱えている。
  • 組織独自のコードベースやドキュメントをAIに学習させ、よりパーソナライズされた支援を受けたい(Copilot knowledge basesなどを活用したい)。
  • 最高レベルのセキュリティ、ガバナンス、コンプライアンス機能が必須である。
  • 開発者がモバイル環境でもCopilotを利用したり、GitHub.com上で直接Chat機能を使ったりするニーズがある。
  • より多くのプレミアムリクエストや、最新・最先端のAIモデルへのアクセスを組織全体で確保したい。
  • GitHub Enterprise Supportによる専任に近いサポートや、より深いレベルでのGitHubとの連携を求めている。


これらの要素を総合的に判断し、組織の規模、予算、技術的要件、将来的なビジョンと照らし合わせて、最適なプランを選択することが重要です。


GitHub Copilot Enterprise導入・運用のポイントと注意点

Copilot Enterpriseをスムーズに導入し、効果的に運用していくためのステップ、注意すべき点、そして成功のためのヒントを解説します。

GitHub Copilot Enterpriseの導入は、組織の開発プロセスに大きな変革をもたらす可能性があります。その効果を最大限に引き出すためには、計画的な導入と適切な運用が不可欠です。

導入計画と準備:何から始めるべきか

  1. 明確な目標設定: Copilot Enterprise導入によって何を達成したいのか(生産性向上、コード品質向上、開発期間短縮など)具体的な目標を設定します。

  2. 関係者との合意形成: 開発チームだけでなく、法務、セキュリティ、経営層など、関連するステークホルダーの理解と協力を得ます。

  3. パイロット導入の検討: まずは一部のチームやプロジェクトで試験的に導入し、効果測定や課題の洗い出しを行うことを推奨します。

  4. 前提条件の確認: GitHub Enterprise Cloudの契約状況や、開発者のアカウント管理体制などを確認します。

6-2. シート割り当てとポリシー設定のベストプラクティス

  • 適切なシート割り当て:
    Copilotを実際に利用する開発者にライセンス(シート)を割り当てます。利用頻度や役割に応じて、組織内で割り当ての優先順位を考慮しましょう。

  • 組織ポリシーの設定:
    コードスニペットの収集設定、パブリックコード一致提案のブロック機能の利用、コンテンツ除外設定など、組織のセキュリティポリシーやコンプライアンス要件に合わせてCopilotの動作を制御するポリシーを設定します。
    これらの設定は、OrganizationのオーナーやEnterpriseの管理者が行います。

開発者へのトレーニングとオンボーディング

  • 機能紹介と利用ガイドラインの共有:
    Copilot Enterpriseの機能、効果的な使い方(プロンプトの書き方など)、利用上の注意点(AI生成コードのレビュー義務など)について、開発者向けのトレーニングやドキュメントを提供します。

  • 成功事例の共有:
    パイロット導入での成功事例や、効果的な活用方法を組織内で共有し、利用を促進します。

  • フィードバック収集:
    開発者からのフィードバックを定期的に収集し、運用改善や追加トレーニングの参考にします。

利用状況のモニタリングと効果測定

  • 監査ログの活用:
    GitHubが提供する監査ログを利用して、Copilotの利用状況やポリシー設定の変更履歴などを追跡し、ガバナンスを維持します。

  • プレミアムリクエストの監視:
    各ユーザーや組織全体のプレミアムリクエスト消費状況を監視し、予算管理やプランの見直しに役立てます。

  • 効果測定:
    設定した目標(生産性、コード品質など)に対するCopilot導入の効果を、可能な範囲で定量・定性的に測定し、ROIを評価します。

AI生成コードの確認・検証の重要性、著作権リスクへの配慮

Copilotが生成するコードは非常に有用ですが、常に完璧ではありません。バグが含まれていたり、セキュリティ上の脆弱性があったり、あるいは既存のライセンスに抵触する可能性もゼロではありません。

  • AI生成コードのレビュー義務:
    開発者は、Copilotが生成したコードを鵜呑みにせず、必ず内容を理解し、テストやコードレビューを通じてその品質と安全性を検証する責任があります。

  • 著作権への配慮:
    Enterpriseプランでは、パブリックコードとの一致提案をブロックするオプション設定がありますが、それでもなお、生成されたコードの独自性やライセンス適合性については、組織として注意を払う必要があります。
    IP Indemnityの条件についても理解しておくことが重要です。


AIはあくまで強力な「支援ツール」であり、最終的な判断と責任は人間にあるという意識を持つことが大切です。


Github Copilot Enterpriseの導入事例

※近日公開予定


まとめ

GitHub Copilot Enterpriseは、単なるAIコーディングアシスタントの枠を超え、大規模組織の開発プロセス全体を革新する力を持つ戦略的ツールです。Businessプランの堅牢な基盤の上に、組織のナレッジ活用(Copilot knowledge bases)、高度なセキュリティとガバナンス、そして組織のコードに最適化された提案を行うカスタマイズ機能といった、エンタープライズならではの要求に応える機能群を備えています。

導入にはGitHub Enterprise Cloudの契約が前提となり、ユーザーあたりのコストも他のプランより高くなります。しかし、それに見合うだけの価値と、大規模組織が直面する複雑な課題を解決する機能を、GitHub Copilot Enterpriseは提供します。

計画的な導入と適切な運用、そしてAIとの協調を意識することで、GitHub Copilot Enterpriseは、あなたの組織の開発文化をより創造的で効率的なものへと変革し、ビジネスの成長を加速させる強力な推進力となるでしょう。

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監修者
坂本 将磨

坂本 将磨

Microsoft MVP・AIパートナー。LinkX Japan株式会社 代表取締役。東京工業大学大学院にて自然言語処理・金融工学を研究。NHK放送技術研究所でAI・ブロックチェーンの研究開発に従事し、国際学会・ジャーナルでの発表多数。経営情報学会 優秀賞受賞。シンガポールでWeb3企業を創業後、現在は企業向けAI導入・DX推進を支援。

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