2025-03-03

Cusorとは？使い方や料金、日本語設定の手順を解説！【AIエディタ】

この記事のポイント

Cursorは、VSCodeをベースにAI機能を大幅強化した次世代コードエディタ
AIによるコード自動生成・修正、チャット、バグ検出など開発を総合支援
無料のBasicプラン、個人開発者向けPro、企業向けBusinessの3プラン
VSCodeやGitHub Copilotと比較して、AI機能の統合度合いが強み
導入企業はOpenAI、Midjourneyなど。DeNAも活用を表明

監修者プロフィール

坂本将磨

Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域：自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

「コーディングのスピードをもっと上げたい」「AIの力を借りて、もっと効率的に開発したい」そう考えている開発者の方も多いのではないでしょうか？
しかし、AIツールは数多く存在し、どれを選べば良いのか、自分の開発スタイルに合うのか、判断が難しいと感じることもあるでしょう。

本記事では、VSCodeライクな操作性と強力なAI機能を兼ね備えた、次世代のコードエディタ「Cursor」について、徹底的に解説します。
Cursorの料金プラン、基本的な使い方から、VSCodeやGitHub Copilotとの違い、導入事例、そして便利な設定まで、幅広く網羅的に説明します。

5. Cursor Agent（Composer Agent）

Terminal hint（ターミナルヒントを表示）

Show terminal hover hint（ターミナルのホバーヒントを表示）

Use preview box for terminal ⌘K（ターミナルのプレビュー表示）

CusorとVscodeの比較

CursorとGitHub Copilotの比較

Cursorとは

Cursorは、Visual Studio Code（VSCode）の操作感をベースに、AIによる高度なコード補完や自律的なアシスタント機能を実装した次世代コードエディタです。

ChatGPTなどの大規模言語モデル（LLM）を取り入れ、自動生成・自動修正をサポート。既存エディタ（VSCode）と類似のUIを保ちつつ、独自のAI機能を標準搭載している点が特徴です。

個人・チーム開発を問わず、開発効率の大幅な向上が期待できます。

Cursor画面
Cursorトップ画面

Cursorの主要機能一覧

ここではCursorの主要機能をご紹介します。

Composer UIでの作業効率
- サイドバーが統合され、開いているファイル間の移動やインライン差分の確認がスムーズ。
- 動作が軽く、大規模プロジェクトでもストレスを感じませんでした。
AIエージェントの実力
- ターミナル操作のアシストが意外に便利。誤コマンド打鍵のミスが減り、時間短縮につながります。
- コード補完は文脈を深く理解しており、従来の単純なキーワード補完とは一線を画す印象です。
バグファインダー（ベータ）の感触
- テスト的にバグを仕込んだコードでは、ある程度の不具合を自動検知してくれました。
- まだベータ版なので、今後の精度向上に期待です。

1. Chat機能

CHAT機能

最もメイン機能といっても過言ではないのではないでしょうか。AIとのチャット機能です。

概要: エディタ内にチャットウィンドウを表示し、AIと対話しながら開発。
ポイント: バグの原因追求や新機能実装の相談を自然言語で行えるため、思考の流れを途切れさせずに開発が進められます。

開いているファイルに対してチャットができるため、違うファイルが良い時は必要に合わせて選択してください。

ファイルの選択

複数ファイルを一気に利用したい場合にはcodebaseで参照するのも便利です。

codebase

2. Command K (⌘ K)

Command K

概要: ショートカット “Command + K” でAI関連の機能を素早く呼び出し。
ポイント: コード補完・バグ修正・リファクタなど、複数のAI機能をキーボード一発で利用できます。

3. @ Symbols

@にて参照先の選択

概要: 「@」でファイルやクラス、関数などを一発検索し、該当箇所へジャンプ。
ポイント: 大規模プロジェクトでも、必要なソースへ即アクセスできるため、移動コストが削減されます。

Web検索なども指定できるのでチャットの参照先の設定に最適です。

4. Auto-Debug

バグファインダー

概要: AIがコードをチェックし、バグを自動で発見・修正案を提示。
ポイント: バグファインダー機能と相乗効果を発揮し、効率よくバグを取り除けます。

5. Cursor Agent（Composer Agent）

エージェントの選択

概要: プロジェクトの自動化生成、修正に特化した機能です。
ポイント:コードの解析、生成、実行がAIエージェントで生成されます。

Cursorはエージェントモードも利用可能です。Composerからagentを選択してください。シンプルな生成ならnormalでも十分ですが、
通常のノーマルモードに比べてagentはよりアクティブに自律的に行動してくれます。

生成イメージ

ぜひ活用してみてください。

Cusorの料金プラン

料金プラン

Cursorは大きく3つのプランにわかれています。
定額制（月額固定）が基本の課金形態ですが、無料プランもあるのでぜひ使ってみてください。

プラン	料金	slow GPT-4、GPT-4o	fast GPT-4、GPT-4o	o1-mini	AIコーディング機能	データのプライバシー確保	プライバシーモードの強制	OpenAIへのデータ送信の制御
Basic	無料	50回／月	×	×	〇	〇	×	×
Pro	月額20ドル	無制限	500回／月	10回／日	〇	〇	×	×
Business	月額40ドル	無制限	500回／月	10回／日	〇	〇	〇	〇

Basicプラン
- 無料でCursorの基本機能を体験可能。試し使いに最適。
Proプラン
- 月額20ドルでfast GPT-4などをある程度の回数利用可能。個人開発者や小規模チーム向け。
Businessプラン
- セキュリティ要件が厳しい企業向け。プライバシーモードの強制やOpenAIへのデータ送信制御などが利用できる。

Cursorの使い方

ここでは、実際にCursorを導入・使用してみた感想を交えながら、具体的なはじめ方をご紹介します。

インストール・初期設定

Cursorのセットアップは非常に簡単で、以下の手順で数分以内に開始できます。

① 公式サイトからインストーラーをダウンロード

まず、公式サイトにアクセスし、対応するOS（Windows / macOS / Linux） に応じたインストーラーをダウンロードします。

ダウンロード画面

② インストールを実行

Windowsの場合
1. ダウンロードした .exe ファイルをダブルクリック。
2. インストーラーの指示に従い、セットアップを完了。
3. インストール後、デスクトップまたはスタートメニューから Cursor を起動。
macOSの場合
1. .dmg ファイルを開き、Cursorアプリを「アプリケーション」フォルダにドラッグ＆ドロップ。
2. アプリケーションフォルダからCursorを開く。
Linuxの場合
1. .AppImage または .deb ファイルをダウンロード。
2. .AppImage の場合は chmod +x で実行権限を付与し、ターミナルから起動。
3. .deb の場合は sudo dpkg -i cursor.deb でインストール。

③ 初回セットアップ（GitHub / OpenAI API連携など）

インストール後、起動すると初回セットアップ画面が表示されます。

GitHub連携（オプション）
- GitHubアカウントと連携すると、リポジトリ内のコード補完機能が向上。
- Sign in with GitHub をクリックし、認証を完了。
OpenAI APIキーの設定（オプション）
- OpenAI APIを利用する場合、Settings からAPIキーを入力すると、GPT-4などのAI補完機能が利用可能に。

基本的な使い方

① Pythonファイルを開いてみる

インストールが完了したら、実際にCursorでPythonファイルを開いてみましょう。

Cursorファイル画面
Cursor画面

VSCodeに似たUI のため、VSCodeユーザーなら違和感なく操作可能。
.py ファイルを開くと、AIによる補完やエラーチェックが自動的に動作。

② AI補完機能を試す

Ctrl + K（macOS: ⌘ + K）でAIによるコード提案を有効化。
コメントを入力すると、AIが自動でコードの続きを予測。

③ ターミナルと統合

ターミナルで直接コード実行可能（Ctrl + Shift + （macOS: ⌘ + Shift + ））
AIのアシストを受けながらデバッグ・実行できる。

Cursorの導入は非常にスムーズで、数分以内にセットアップが完了します。VSCodeライクな操作感 で直感的に使えるため、AI補完機能を活用したコーディングをすぐに始められます。

Cursorで最初にすると便利な設定一覧

ここではまずどのような設定をして使い始めると便利かお伝えします。
エディタ内から「Settings」またはCommand Kなどで設定を呼び出すと設定画面が表示されます。

日本語表示

まず、英語表示をやめたい！という方はCursorは日本語での利用もできます。
以下の手順で変更してください。

日本語表示の方法1

・表示ボタンをクリックし、コマンドパレットを選択。

日本語表示の方法2

・「Display language」と検索し選択する。

日本語選択

・言語が選択できるので「日本語」を選択する。

モデルの選択・API設定

設定画面からモデルの選択をすることができます。
使わないものはオフにしておいても邪魔じゃなく良いかと思います。

モデル選択

また、アップグレードの有料課金よりもAPI経由で利用したい場合には、言語選択の下部にあるAPI設定画面で各種自身の利用したいAPI設定をしましょう。

・OpenAI API、Anthropis、Google、Azure OpenAIなど可能です。

各サービスのAPIの取得方法は上記リンクをご参照ください。

API設定

###Cursor Tab の設定(旧:Copilot++)

Cursor Tab の設定

A powerful Copilot replacement...

Cursor Tab は Copilot の代替機能 で、複数行の変更を提案できる強力なツールです。

Partial accepts（部分的な承認）

「⌘ →」で提案された単語を 1 つずつ承認する機能
チェックを入れると、有効になります（デフォルトでは無効）。

Cursor Prediction（カーソル予測）

Tab キーで受け入れた提案の次の行を予測し、自動的にカーソルを移動
これにより、「Tab → Tab → Tab」 のようにスムーズに編集できます。

Suggestions in Comments（コメント内での提案）

コメント内のコードにも Cursor Tab の提案を適用するオプション。
有効にすると、コードだけでなくコメントの補完や改善も Cursor Tab が行う。

Show whitespace only changes（空白のみの変更を表示）

Cursor Tab が提案する「空白の追加・削除」のみの変更を表示するオプション。

Auto Import（自動インポート）

Tab キーで必要なモジュールを自動インポートする機能。
ただし、TypeScript のみ対応。

Codebase Indexing

コードベース全体の回答精度を向上させるための埋め込み（Embeddings）を管理します。

埋め込みデータやメタデータはクラウドに保存されますが、コード自体はローカルに保存されるため、セキュリティが確保されます。

Docs（ドキュメント管理）

追加したいドキュメントがあれば追加できます。

Editor（エディタ設定）

エディタ設定

Show chat/edit tooltip（チャット/編集ツールチップを表示）

エディタでコードをハイライトした際にツールチップを表示する機能。
AIサポートを受けながらコードを編集しやすくなる。

Auto parse inline edit links（インライン編集リンクの自動解析）

/* + K の入力時に自動解析を有効にするオプション（デフォルトはオフ）。
コード内のリンクを自動認識・変換する機能。

Auto select for Ctrl/⌘ + K（Ctrl/⌘ + K で自動選択）

コードの一部をインライン編集用に自動選択する機能。
Ctrl + K または ⌘ + K を押すと適用される。

Use themed diff backgrounds（テーマ付きの差分表示背景）

コードの変更点をカラー背景で表示するオプション。
視覚的に差分を強調する機能（デフォルトはオフ）。

Use character-level diffs（文字単位の差分表示）

行単位ではなく、文字単位で差分を表示するオプション（デフォルトはオフ）。
精細なコードの変更を確認したい場合に有効。

Terminal（ターミナル設定）

Terminal hint（ターミナルヒントを表示）

ターミナルの下部にヒントを表示するオプション。

Show terminal hover hint（ターミナルのホバーヒントを表示）

「Add to chat」などのヒントをターミナル内で表示。
AIとの連携を促進。

Use preview box for terminal ⌘K（ターミナルのプレビュー表示）

オフの場合、AIの応答が直接ターミナルにストリーム表示される。

CusorとVscodeの比較

vscode画面

上下の差がわからないくらいに似ていますね！

以下では、Cursor 0.43と**Visual Studio Code（VSCode）**を比較した表を用意しました。

VSCodeは豊富な拡張機能と広いユーザーベースを持つ汎用コードエディタである一方、Cursorは最初からAIコーディングサポートに特化したVSCodeベースのエディタです。
どちらを選択するか迷っている方は、以下の比較表を参考に検討してみてください。

項目	Cursor	VSCode
基本概要	VSCodeをベースにした独立エディタ。 AI機能が標準搭載され、高度なコード補完や自律的な操作が可能。	Microsoft製の無料コードエディタ。拡張機能が豊富で、幅広い言語・フレームワークに対応。
AIコーディング機能	最初から組み込みのAIコード補完・チャット機能・バグ検出ツールを提供（バージョン0.43で強化）	公式サポートはなし。 AI機能を使うにはGitHub Copilotなど外部拡張の導入が必要。
ターミナル操作の自動化	新AIエージェント機能でコマンドを自律的に実行。開発者の操作負担を軽減。	手動操作が基本。拡張機能を入れても自動コマンド実行は限定的。
UI / UX	Composer UIの刷新でサイドバーやインライン差分表示が強化。大規模プロジェクトでも軽快に動作。	軽量でカスタマイズ性が高い。差分表示などの機能は標準で搭載しているが、 AI連携は拡張が必須。
バグ検出・自動修正	バグファインダー機能（ベータ版）＋Auto-Debugでバグ検出・コード修正をAIが支援。	デフォルトでは手動デバッグのみ。拡張機能でLintやデバッグ強化は可能だがAI自動修正はなし。
拡張機能エコシステム	VSCode互換の拡張機能が利用可能（ただし一部動作未検証の場合あり）。	圧倒的な数の拡張機能・テーマが存在。ユーザーコミュニティも非常に活発。
料金プラン	<ul><li>Basic（無料）</li><li>Pro（月20ドル）</li><li>Business（月40ドル）</li></ul>	本体は無料。ただしAI連携（GitHub Copilot等）も無料版あり。
データプライバシー・企業導入	Businessプランでプライバシーモードや OpenAIへのデータ送信制御などをサポート。	MS製品との統合や企業向け機能はあるものの、データ送信制御は拡張や設定次第。
対象ユーザー	AI主導でコードを書きたい個人・チーム。生産性を最優先し、最新のAI機能を試したいユーザー。	自由度の高いエディタが欲しい人。拡張機能やプラグインでカスタマイズしたいユーザー。

ぜひ自分の開発スタイルやプロジェクトの要件に合わせて、CursorとVSCodeを比較検討してみてください。

CursorとGitHub Copilotの比較

CursorはGitHub Copilotと比較されることが多いAIコーディングツールですが、それぞれの特徴や強みには大きな違いがあります。

以下では、両者のエディタ環境、AI機能、料金プラン、活用事例を比較し、どちらが自分の開発スタイルに適しているかを判断できるようにまとめました。

比較項目	Cursor	GitHub Copilot
エディタ環境	VSCodeベースの独立エディタとして動作。 Composer UIやAIエージェントを標準搭載し、エディタ自体がAI最適化されている。	VSCodeやJetBrains IDEのプラグインとして動作。既存のエディタ環境を変更せずにAIコード補完を利用可能。
AIエージェント機能	自律的なターミナル操作、プロジェクト全体の解析、意味検索機能を搭載。バグ修正やコード最適化をAIが支援。	Copilot Agents（エージェント機能）が新登場し、コード修正・ランタイムエラーの自己修復・ターミナル操作支援が可能になった。
コード補完	プロジェクト全体を解析し、文脈を深く理解した補完を実現。コードの意図に基づいた修正提案が可能。	インラインでのコード補完が主。エージェント機能の導入により、より高度な提案が可能になった。
バグ修正機能	バグファインダー（ベータ版）やAuto-Debugを搭載し、バグ検出・修正をAIがサポート。	Copilot Agentsがエラー検出・修正をサポート。ランタイムエラーの自己修復が可能になった。
意味検索機能	「この関数どこで使われている？」といった質問にAIが即座に回答。	公式機能としての意味検索はなし（リポジトリ内検索などは可能）。
Gitコミットメッセージ生成	AIがコード変更を解析し、適切なコミットメッセージを自動生成。	Copilot Chatを使えば可能（標準機能としては提供されていない）。
マルチファイル編集	関連ファイルを解析し、複数のファイルにまたがる修正が可能。	「Copilot Edits」機能が追加され、複数ファイルにまたがるコード修正が容易になった。
ターミナル操作の自動化	ターミナルでの自動コマンド実行が可能。コンテキストを理解し、適切なコマンドをAIが実行。	Copilot Agentsがターミナル操作を支援し、適切なコマンドを提案・実行可能。
料金プラン	Basic（無料）：AI補完が制限付きで利用可能。 Pro（月20ドル）：高度なAI補完＋fast GPT-4対応。 Business（月40ドル）：企業向けプライバシー機能搭載。	Free（無料）：毎月2,000回のコード補完＋50回のチャット。 Pro（月10ドル）：無制限のコード補完＆チャット。 Business（月19ドル）：チーム向け機能を追加。 Enterprise（月39ドル）：企業向けの高度なサポートとセキュリティ強化。
導入企業・ユーザー	360,000人の個人開発者が利用。 OpenAI、Midjourney、Perplexity、Shopifyなどの企業エンジニアにも導入。	GitHubユーザーを中心に幅広い開発者が利用。 Microsoft製品との統合も進行中。
対象ユーザー	個人開発者・エンタープライズの両方に対応。自律的なAIアシストを活用したい開発者向け。	既存のVSCodeやJetBrains環境でシンプルなコード補完を求める開発者向け。

まずはCursorの無料BasicプランやGitHub Copilotの無料プランを試し、
開発スタイルに合ったツールを選ぶのがおすすめです。

【関連記事】
Clineとの差が知りたい方は以下の記事もご覧ください。

➡️【AI開発】VSCode拡張機能「Cline」とは？使い方やCusorとの違いを徹底解説

Cursorの導入事例

Curorの収益　引用

Cursorは、2024年末までに年間経常収益（ARR）が1億ドルに到達するとされており、2023年の100万ドルから前年比9,900%の成長を遂げると見込まれています。
この成長速度は、SaaS業界においても驚異的であり、Cursorは史上最も急成長しているSaaS企業の一つと評価されています。

Cursorは、個人開発者だけでなく、企業のエンジニアにも急速に普及しており、特にAI技術を活用する開発者の間で支持を集めています。

著名な導入企業：

OpenAI
Midjourney
Perplexity
Shopify など

現在、Cursorの有料ユーザーは40,000人を超えており、全体の顧客数は約36万人。これにより、ARR 1億ドルの収益基盤を支えています。

日本企業の導入事例

DeNA

日本企業でのCursor活用は、あまり聞かずGitHub Copilotの活用が多いのが現状です。
一方でDeNAの南波社長は、2月5日のAIイベント「DeNA×AI Day」で、AIを活用して現業の人員を半分に減らし、残る半分を新規事業に充てる目標を発表しています。

そのツールの一つにCursorを挙げています。

日本総研

日本総研：生成AIを活用したシステム開発
の現状と展望引用

日本総研の報告にてGitHub Copilotと比較したCursorについて報告されています。
エンジニア界隈に急速に普及が進むことで企業での活用も進んでいきそうですね。

よくある質問（FAQ）

**1. Cursor AIの無料モデルにアクセスするには？**

Cursor.aiの無料モデルを利用するには、まず公式サイトでアカウントを作成してください。ログイン後、「無料版」セクションに移動すると、利用可能なAIモデルの一覧が表示されます。

無料モデルには、テキスト生成・画像認識・データ処理など、さまざまな分野で優れたパフォーマンスを発揮するものが含まれています。必要なモデルを選び、画面の案内に従って利用を開始してください。

**2. Cursor AIでデータベースを表示する方法は？**

Cursor AIでデータベースを表示するには、アカウントにログインし、「データベース管理」セクションにアクセスしてください。

サポートされている形式のデータベースをインポートまたは接続すると、Cursor AIがデータベース構造・テーブル・レコードを視覚的に表示し、直接操作・分析できるようになります。

**3. Cursor AIにOpenAI APIキーを統合できますか？**

はい、Cursor AIはOpenAI APIと統合可能です。APIキーを登録することで、Cursor AI内でコード補完や生成などのタスクにGPT-4などの言語モデルを活用できます。

APIキーの具体的な設定手順は、Cursor AIの外部API統合機能によって異なるため、公式ドキュメントを参照してください。

**4. Cursor AIが正常に動作しない場合は？**

Cursor AIの動作が不安定な場合、まずCursor AIのステータスページでシステム障害やメンテナンス情報を確認してください。

問題が発生していない場合は、次の手順を試してください。

アプリケーションの再起動
インターネット接続の確認

それでも解決しない場合は、Cursor AIのサポートチームに問い合わせてください。

**5. プログラムによるCRO（コンバージョン率最適化）にCursor AIを活用するには？**

Cursor AIをプログラマティックCRO（自動化されたコンバージョン率最適化）に活用するには、Webサイトやアプリに統合し、ユーザーの行動データを収集・分析することで、最適なUX改善を実現できます。

具体的な活用方法は次のとおりです。

A/Bテストの自動化
パーソナライズされたUX調整の提案
予測分析によるUI/UXの最適化

これにより、ユーザーエンゲージメントの向上やコンバージョン率の改善が期待できます。

まとめ

Cursorは、従来機能のCommand K, Chat, Codebase Answers, Auto-Debugなどを組み合わせ、コーディングからレビュー、デバッグまで総合的にAIサポートしてくれる。
GitHub Copilotに比べ、自律的なターミナル操作や統合UIに強みがあり、OpenAI／Azure OpenAI ServiceのAPI連携で多彩なモデルを利用できる柔軟性も魅力。
料金プランはBasic（無料）・Pro（月20ドル）・Business（月40ドル）の3段階。まずは無料プランで試し、業務で活用するなら上位プランを検討するとよい。