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Microsoft AIによりコールセンターの効率を向上-John Hancock

金融および保険業界に活用できるAIおよびDX導入事例をご紹介します。金融および保険業界では、自社金融機関内業務の効率性の向上の事例が多く報告されています。

また、セキュリティが非常に重要であるため、Azure OpenAIでセキュリティを確保している特徴があります。AIの導入の活用法は、業界ごとに異なり、採用されるシステムも多様です。
この記事を通して 「導入アイデア・あなたに使えるサービス・導入のポイント」 の参考になれば幸いです。

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John HancockがMicrosoft AIによりコールセンターの効率を向上の紹介画像

John Hancockは、マイクロソフトの人工知能(AI)会話ツールを活用して、コールセンターの効率向上を実現しました。
この取り組みにより、顧客の待ち時間が短縮し、コールセンターの業務負荷が管理しやすくなり、複雑なケースに対しては代理店が専念できるようになりました。

【導入の背景】

COVID-19パンデミックの発生時、John Hancockを含む多くの企業の顧客接点センターでは、予期せぬ問い合わせの増加により負担が増大しました。

顧客が必要な時に必要な回答を得られるよう、同社は対応策を模索しました。

【元々の課題】

パンデミック以降、コールセンターへの問い合わせが急増し、顧客の待ち時間が長くなるという問題が生じました。
John Hancockでは、高い問い合わせ量を管理し、待ち時間を短縮する方法が求められていました。

【解決策】

同社はMicrosoftのAzure Bot Framework SDK、Azure Bot Service、Azure Cognitive Service for Languageを導入し、一般的な顧客の問い合わせやトラブルサポートをAIが担うシステムを構築しました。

これにより、コールセンタースタッフはより複雑なケースに集中できるようになりました。

【効果】

チャットボットによる革新は、コールセンターからの呼び出し削減により、顧客サービスセンターへの投資に再利用できるインプレッシブなコスト削減を実現しました。

即座に正確な回答を提供し、顧客体験の向上を図りました。

John-hancock

【出典】
Microsoftより

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編集者

坂本将磨

Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

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